高級時計購入を正当化する論理を考える
ゴールデンウイーク明けの4日間の仕事は辛かったですね。。。
実際、金曜は寝坊してタクシーを使うことに。。。
始業時刻には間に合いましたが、タクシーを使ったがために1,000円程を無駄にしました。
これこそまさに浪費というやつですね。
さて、数十万円以上する高級時計をお持ちの方は周りから、「なんでそんなものを買うの??」なんて言われたことはありませんか??
年齢にもよるかもしれませんが、僕は幾度となく言われたことがあります。
そこで真面目に回答して理屈っぽいやつだと思われても嫌なので、いつも大体「時計大好きなので」とか「本当に価値のあるものだと思ってるんで」とか言ってましたが今回は『なぜ高級時計を買うのか』という質問に対する理論的な回答を考えてみたいと思います。
ここでは費用対便益を 明確化させて考えていきたいと思います!!
①費用
ここではロレックスのサブマリーナのブラックを正規店で購入し10年使用すると仮定します。
正規店での定価は874,800円なので計算を簡素化するために900,000円としましょう。
購入価格に加えて維持費(オーバーホール代)が10年に一度ほど50,000円かかりますので総費用は950,000円といったところでしょうか。
しかし、10年後売却した際に価値が0になっているわけではありません。ロレックスの場合、購入価格の約8割で買い取ってもらえることが多いですので、下取り価格を購入時の80%としましょう。
すると10年間の純粋な費用は
購入価格ー下取り価格+維持費=900,000-(900,000×0.8)+50,000=230,000円
となります。
つまり1年あたりの費用は大体23,000円となるわけです!
もちろん上の値は購入するメーカー、モデル、時計の状態、実勢相場によって異なってきますが、1年あたりの費用は学生でも工面できそうな金額ではありますね。
②便益
(ア)自信がつく
高い時計をしていると謎の自信がつくのは僕だけでしょうか。僕の会社には謎の理論をパワーでごり押ししてくる先輩社員がいるのですが、その人より高くてレアな時計をしていると「年次は相手の方が上だけど、こいつよりも高くてレアな時計してるし」と物怖じせずに議論ができます。
また、少なくとも高級時計は全ての人が購入できるものではありませんので、自分の所得やそれを得たまでの自分の頑張りに自信を持てるのではないでしょうか。
(イ)会話のきっかけになる
社会人になってから色々な方と出会う機会が増えましたが、世間の人は想像以上に人の時計を見ているのだなと思います。特に所得水準が高いと思われる方々ほど見ている気がします。その意味で話のきっかけになって距離を縮められるのは僕のようなコミュニケーション能力が低い人間にとってはありがたい限りです。
(ウ)ポジティブな印象を与えられる
高価な時計をしていると仕事ができそうであるとか、しっかりしてそうといった印象を与えられるのは確かです。もちろん論理的に考えればそうとも限らないのですが、評価が第一印象に多少影響されるのは確かだと思います。
(エ)時計以外の身だしなみに注意を払うようになる
僕が初めて高級時計を手にしてから意識しだしたのが身だしなみです。いくら高い時計をしていても靴が汚いとかえって悪い印象を与えかねません。
なので僕も高級時計を持ち出して以来、革靴を一日履いたら必ず磨く、靴のかかとが擦り減ってないか意識する、ワイシャツの袖口・襟元が黄ばんでいないか注意するなど身だしなみに気を使うようになりました。
便益としてはこんなものが挙げられるのではないでしょうか。
すべてがビジネスに直結するものだとわかります。
ただこれらを費用のように数値化できないのがこの論理の弱いところなのですが。。。
しかし少なくとも1年あたり数万円の費用を自分への投資だと思えば高級時計の購入は正当化できるものではないのでしょうか。