サブマリーナ・グリーンの価格上昇
あっという間に10連休は終わりをつげストレス社会に舞い戻ってしまいテンションが上がらないナマケモノであります。
こんなときは時計のことでも考えてテンションを上げていきたいと思います!
今回のテーマは「最近のグリーンサブの価格上昇」についてです。
僕は時計の売買を通して儲けようとは考えていないので、毎日のように価格.COMの最安値などをチェックしているわけではないのですが、並行店の横を通りかかった際は時計をチラ見すると同時に価格も目が入ってしまいます。
そこで最近思ったのがサブマリーナのグリーンの価格の急上昇です。
少し前よりも20万円以上平気で上昇していたので流石に驚きました!!
同時に「なんでこんなに上がってんの??」なんて思ってしまいました。
そこで今回はその理由を少し考えていきたいと思います。
どちらかというと僕個人の考えというよりは市場の思惑を読み解いていきます。
僕が注目したのは
①ロレックスの2019年新作発表以降の値上がりが激しいこと
②価格上昇幅はブラックよりもグリーンの方がはるかに大きいこと
です。
サブマリーナ・グリーンの価格推移
サブマリーナ・ブラックの価格推移
①ロレックスの2019年新作発表以降の値上がりが激しいことに関して
今年の3月に新作発表がありましたが、2019年の新作はサブマリーナと予想していた方は少なからずいたのではでしょうか。
実際、僕もその一人でしたし、そう予想している店員さんも少なからずいました。
まあ、大方はGMTマスターの青黒と予想しており実際そうなったのですが。。。
2019年の新作発表が終わると2020年の予想が始まるわけです。
となると2019年にサブマリーナの新作が発表されると予想していた人々は2020年こそは新作が発表されるだろうと考えますし、そうでなかった人々も現行サブマリーナの発表から10年の節目を迎えること・古いキャリバーが搭載されていることなどから来年はサブマリーナの新作が出ると予想し始めたのではないでしょうか。
実際に現行モデルが廃盤になりかつ、今のようなロレックスバブルともいえる状況が続いていたら価格上昇は間違いないですからね。
②価格上昇幅はブラックよりもグリーンの方がはるかに大きいことに関して
上のチャートを見ていただければわかると思いますが、価格上昇幅はブラックよりもグリーンの方がはるかに大きくなってます。
おそらく市場は廃盤になるならグリーンと考えているのでしょう。
確かに冷静にサブマリーナのブラックが廃盤になることはまずありえないでしょうし、ロレックスファンの期待に応えるのであれば新キャリバーを搭載するだけでなく、ベゼルやダイヤルのカラーの追加・変更といった目に見える変更をしてくると思うので、この読みは反論の余地があまりないでしょう。
また、カラーベゼルやカラーダイヤルをあまりたくさん残しておくとも考えにくいのでサブマリーナの新作が発表された際にグリーンが廃盤になる可能性は大いに考えられます。
まあ、だらだらと書いてきましたが結論としては「ここ最近のサブマリーナ・グリーンの価格上昇は実需(資産価値に関係なく欲しい人の絶対数)が増えたというよりは、将来的な価格上昇を見越したある種投機的な需要が増えたんじゃないの?」というところです。
あくまで僕の拙い分析ですので、その他の意見・考えがあれば教えていただけると幸いです!!