ヒラメ狙いのルアーを考察する その1
僕は今、大阪に住んでいるのですが出身は愛知県です。
愛知県で釣りといえばサーフから狙うフラットフィッシュ(ヒラメやマゴチの総称)ゲームが人気を博しており、秋のハイシーズンには砂浜が釣り人で埋め尽くされることもあります。
ナマケモノもこの釣りを始めてから、かれこれ10年ほどが経過しようとしております(笑)
10年もやっていると釣りのセンスはなくとも多少の経験は積めるもので、今ではそこそこ安定した釣果を得られております。
そこで大した経験ではありませんが少しでも読者の方々の参考になればと僕がサーフの釣りでよく使用するルアーを紹介したいと思います。
その第一弾として紹介するルアーがこちら
言わずと知れた定番ルアー??
ビーチウォーカーアクシオンです!!
これを一番最初に紹介する理由は、正直全くございません(笑)
・特徴
このルアーの特徴としては
①抜群の飛距離
②程よいアピール力
③程よい引き抵抗
といったところでしょう。
①飛距離
僕も色々なルアー使ってきましたが、とにかく非常に飛行姿勢がいいためルアーフィッシングを始めたばかりの人でもよく飛ばせると思います。
②アクション
ヒラメ釣りによく使われる他のルアーに比べてアクションは控えめでかつサイズも9センチとやや小さめですです。なのでアピール力はそこまで強くはありませんが、この何とも言えないアピール力の弱さが強みとなる状況があるんです(笑)
詳しくはこの後紹介いたします!
③引き抵抗
アクシオンはウェイトが30グラムで、サーフで使用されるルアーの中では比較的ヘビーなものになります。このようなヘビーシンキングミノーにありがちなのが引き抵抗がやたらと強いことですが、このルアーはそうではありません。
一方でアピール力が比較的弱いルアーにありがちなのが、ルアーの動きが感じられず釣れる気がしなくなってくる現象です。これもこのルアーにはあてはまりません。
その意味でとてもバランスの取れた引き抵抗を実現しています!!
余談ですが正直、ナマケモノは引き抵抗が強いバイブレーションのようなルアーはあまり好きではありません。その理由は単純に疲れるからです(笑)
ただこれは意外と大切だと思ってまして、というのもただでさえキャストを繰り返して体力と集中力を消耗するのにリトリーブ(リールを巻く動作のこと)時も体力を使うとなると釣りを続ける気になれません(笑)
そうなるといくら釣れると評判のルアーでも使う気になれなくなってしまいます、、、
・使うべき状況
僕がよく使う状況は
①狙うポイントが遠いとき
②活性がやや低いと思われるとき
③弱った魚を演出したいとき
です。
①瀬の奥のかけ上がりのように遠いポイントを攻めたいが、ジグのようなキビキビとしたアクションではなく少しユラユラとしたアクションで攻めたい。また、ジグのようにフラッシング(光を強く反射させること)で誘うのではなく、フラッシングとシルエットをはっきり残すことでアピールしたい。そんな感じでメタルジグと使い分けてます。
②活性が低い魚は大きなルアーやブルブルと大きく動くルアーにはアタックしてこないことが多いです。そのような状況で魚の目の前をユラユラ通してあげると口を使ってくることが何度もありました。
なので一通り定番ミノーを試しても反応がなかった際にはアクシオンを使うことが多いです。
③中層から表層にかけてベイト(イワシのような餌となる小魚)は確認できるのに反応がない、、、
こんなときはボトム付近を中心にスローでこのルアーを通してみてください。あまりにもベイトが多い場合は群れからはぐれて落ちてきたベイトを演出してあげると効果的なことがあります。
・使い方
使い方はとてもシンプルです。キャストして底をとってある程度巻いたらまた底をとってあげることの繰り返しです。
ただ状況によって巻く速さ、巻く回数を調整してあげることが重要だと思います!!
比較的大きめなアクションを求めるのであれば速めに巻き、より弱いアクションを求めるのであればゆっくり巻く必要があります。またボトム付近を重点的に攻めたいのであれば、4回程度巻いて落とすなど状況に応じていろんなパターンを試してみてください。
僕は8回程度巻くことが多いですね。
ちなみに掲載した写真は上にあげた状況でこのルアーを使用してキャッチした魚です!
サイズは大したことないですが自分の想像通りにキャッチできた魚は格別ですね(笑)
こんな感じで今回はアクシオンを紹介しました。
他のルアーも気が向いたときに紹介してみたいと思います(笑)